IMPRESSIONS (Impulse) |
| - John Coltrane |
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John Coltrane (ss,ts) Eric Dolphy (bcl) McCoy Tyner (p) Jimmy Garrison (b) Reggie Workman (b) Elvin Johns (ds) Roy Haynes (ds) 1961/11/05 #1,3 1962/09/18 #2 1963/04/29 #4 |
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タイトル曲の《インプレッションズ》が壮絶だ。 15分弱におよぶ、強靭な演奏。 最初のテーマから、ラストのテーマを吹き終わるまで、コルトレーンの独断場で、ピアノソロやベースソロは無い。 ひたすら、吹きまくるコルトレーン。 しかし、私の場合は、この演奏を聴くたびに、次第にコルトレーンのテナーから、エルヴィンのドラムに意識が移ってゆく。 演奏が進むほど、ドラムが白熱してくるのだ。 以前、わが家に遊びにきたロック系のドラマーが、 「ジャズのドラムで凄いやつ聴きたいんですけど」 とリクエストしてきたので、私は迷わず《インプレッションズ》をかけた。 前半は、テンポが速いのと、シンバルのアクセントの置き方が少し変わっていることを除けば、わりとオーソドックスな4ビートに近いドラミングなので、「へぇ、これのどこが凄いの?」といった怪訝な表情を浮かべていた彼。 ところが、5分、10分と時間が過ぎるのに比例して、どんどんと、アングリと開けた口の開きが大きくなってきて(笑)、最後は、ヨダレがたれるぞぉと余計な心配をしなければならなくなるほどになった。 叩けば叩くほど、白熱してエネルギッシュになってゆくエルヴィンのドラム。複雑なポリリズムに、圧倒的なスピード感。 もちろん、高みへ登りつめようとするジョン・コルトレーンのエキサイティングなテナーがエルヴィンを挑発していることは言うまでもない。 コルトレーンは懸命に、段階を踏みながら高みに達しようと、音を出すごとにエキサイティングさが増してくる。 それに比例するかのように、まるで相乗効果のごとくエルヴィンのドラムは激しさを増す。まるで戦場。まるで鍔迫り合い。 どちらかというと、後半になればなるほど、エルヴィンのほうが優勢になってゆく気がするが…。 とにもかくにも、凶暴なドラム野獣と化したエルヴィンが本気でドラムを叩くと、トンでもないことになるんだぞ、という見本のような演奏だ。 ほんと、聴くたびに、こちらの心臓の鼓動が早くなるほど凄まじい演奏です。 かっこいいです、『インプレッションズ』の《インプレッションズ》は。 |
| (2005/04/04) |
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