LIVE! (Watt) |
| - Carla Bley |
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Carla Bley (org,glockenspiel,p) Michael Mantler (tp) Steve Slangle (as,ss,fl) Tony Dagradi (ts) Vincent Chancey (frh) Earl Mcintyre (tub,btb) Carla Bley (p) Steve Swallow (el-b) D.Sharpe (b)
1981/08/19-21
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スティーヴ・スワロウ奏でる、粒立ちふくよかなエレクトリックベース。 何かを予感させる、ホールトーンスケールを駆使したイントロから、やがてブラスのアンサンブルが炸裂する。 松田優作の『探偵物語』のバックにピッタリなんじゃないかと思わせる、ユーモアさをもブレンドされたシリアス&ハードボイルドな《ブラント・オブジェクト》のテーマは、いつ聴いても興奮する。 タイトで引き締まったリズムにのっかり、ホーン陣が一糸乱れぬ隙の無いアンサンブル。 この冒頭で、一気に才女カーラ・ブレイの世界に引き込まれてしまう。 ゲイリー・ヴァレンテのトロンボーンをたっぷりとフィーチャーした哀愁からやがて絢爛さへと突入する《ハレルヤ!》。 寛ぎの中にも、キメ細かな彼女のアレンジセンスの光る《タイム・アンド・アス》。 自分のベースの音域はマーヴィン・ゲイと同じだと言うスティーヴ・スワロウの“歌う”ベースソロをたっぷりとフィーチャーした《スティル・イン・ザ・ルーム》。 ひと癖もふた癖もある男たちを、ビシッとタイトにまとめあげている彼女の統率っぷりは素晴らしい。クオリティの高いハイテンションな演奏が楽しめる。 しかも、タイトなだけではなく、ところどころに寸止めのユーモアと、トゥーマッチに陥らない遊びの精神も満載だ。 スティーヴ・スワロウのエレクトリックベースも、手堅く分厚いホーンアンサンブルを支えつつも、したたかな自己主張を忘れていないことにも注目。 1981年、サンフランシスコの「グレート・アメリカン・ホール」にて行われた充実した内容のライブだ。 かつての邦題だった『艶奏会』とは、言い得て妙。 |
| (2006/05/25) |
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