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早矢仕ライス


皆さんは、「丸善」と聞いて、何を思い浮かべますか?

まずは、本屋さんという人が多いでしょう。
私もそうです。

札幌の丸善南一条店や、
新札幌の丸善は大好きな本屋さんのひとつでした。

あとは、文房具屋さん。
スーツ屋さん、洋服屋さんを思い浮かべる人も多いと思います。

あと、イメージとしては、他の書店よりは格調高そうなイメージが私の中にありますね。

しかし、もうひとつ大事なことを忘れてはいけません。

そう、ハヤシライス!
失礼……、
「早矢仕ライス」でした。

ハヤシライスって、私苦手なんですよ。
「ケチャップご飯」みたいなもんで、大嫌いというわけではないんだけれども、なんだか、ケチャップの匂いと肉の匂いがヘタな煮かただと、すごくヘンな匂いと風味が口の中で広がり、うえぇ〜と吐きそうになります。

しかし、女房は好きなんですよねぇ。
うちの女房はよくハヤシライスを作って食べています。
もっとも、私はハヤシライスの匂いだけでもヤなので、女房は気を遣ってくれて、私の帰りが確実に遅いと分かっている日にしか食べていないようですが。

しかし!
丸善のハヤシライス、いや、失礼、早矢仕ライスは、もはやハヤシライスを超えた、別の料理です。料理というか、芸術品ですな、こりゃ。

旨い!
この深いコク、口の中に微妙に広がる酸味と、極上の風味。

相当な長い時間、丹念に作りこみ、煮込まれたソースだということが、よーく分かります。

これこそ、料理人の心意気が感じられるプロの料理だといえるでしょう。

このハヤシ、いや早矢仕ライスを久々に先日、日本橋のリニューアル後の丸善で食べました。
うーむ、旨かった。

だから、おかわりしちゃった。

一皿、千円。
だから、ふた皿2千円。

この旨さで、この値段は安い!

牛丼や親子丼のような丼ものの値段と比較すると高く感じるかもしれないけれども、同じご飯モノだからといって丼ものを比較の俎上に載せてはいけないよ。
フランス料理のメインディッシュだと思えばいいのだ。
肉や魚がたまたまご飯になっているだけ。
そう考えれば、安いものではないか。

さらに、最近では千円を軽く超えるカレーだって多い。
それに比べれば、あのクオリティであの値段という値段は、大袈裟に言えば奇跡的なのであります。
丸善の早矢仕を気軽に食べられる世の中に生まれた私はなんて幸福なんでしょう。

涙をこぼしながら、この幸せを先日、かみ締めていました。
というのは半分冗談ですが、いやはや、丸善の早矢仕は旨い!

みんなで食おう!



▼ルゥの通販もやっていたのね

ハヤシライスの由来の一説としても知られる、創始者早矢仕有的(ハヤシユウテキ)丸善 新厨房樂 ハヤシセット(ビーフ2個ポーク1個)

(記:2007/04/10) 
(加筆修正:2008/12/09)